小説の杜

旧 kazami-k 小説の杜から越して来ました

こうしてわたしは、

たえまなく
ディオゲネスのように、
わたしの 「たる」をころがす。
まじめなことあり、冗談のことあり、
愛あり、憎しみあり、
これかと思えば、あれ、
無かと思えば、何かあるもの。
こうしてわたしは、たえまなく、
ディオゲネスのように、
わたしの「たる」をころがす。


ゲーテ格言集 (「警句的」から

嗚呼 たるとこさん