小説の杜

旧 kazami-k 小説の杜から越して来ました

暇つぶしに新幹線の中で

「電車の運転」中公新書、宇田賢吉著
を読んでいるのだが、

イヤー 電車の運転って 実に危険と隣り合わせなんですなあ。
この本 専門用語や数学の係数などあちこちに散らばり、順序よく読むのは拙者の頭では厳しい(≧ω≦)
で 拾い読みのレベルなのだが、
あッ と気付く事があった。福知山線脱線事故だ。 「単なるスピードオーバーやん」
誰しも思った。だが
スピードを出さざるを得ない状況に追い込まれた運転手の心理や、
鉄と鉄がぶつかり合い 電車のブレーキは簡単には効かない事や
ノッチと アクセル(車の)の違いとか
電車の運転手は 毎日初めての車両と格闘しており(常にレンタカー状態。という状況を想像するなら、その不安感や危険性が解る)車両の微妙なクセを掴むのに ベテラン運転手と言えど常に緊張の連続らしい。
ましてや あの事故の運転手は 若かったと思う。

まだ 拾い読みの段階だが この本って 福知山線脱線事故を弁護するために書いたのでは?
と 思ってしまいます。
後ろの 初刊日付を見れば 事故の一年後だった。

って 考え過ぎかも。
鉄好き人口の増加を当て込み、発刊したのでしょうけど。

追伸 つーか 修正とお詫び
初版の年月日
事故から三年後の 2008年5月25日でした。
事故のあった 2005年は忘れられない年なのに
この座間ですわ。

じゃあ 醤油ことで。