小説の杜

旧 kazami-k 小説の杜から越して来ました

小説の書き方 ミモザシリーズはこうして生まれた2

先日のつづきだす。

突然に降りてきた
「いえーい。私の勝ちやん」ふりむきざまに言うや、すたこら先を行く、女性の笑顔。。。

え!今の。。。。いったい
密かに想いを寄せていた(あの人)とも違う。

誰だったんだろう?
突如浮かび上がった顔を必死で思い出そうとした。
二十歳の頃のバイト仲間に似ているような、似ていないような。

けれど、いずれにしても、何かの物語に発展できる、何かのストーリーが浮かび。。。
丁度その頃、狂二シリーズ断崖編も終盤を迎え、つぎ恋愛モノに挑戦してみたいと、漠然と考えていた。
と言うのも、室井と麗花とのくだりを書いていて(まったく当初は予定になかった)、つぎは恋愛モノも悪くねえ。とかなんとか無謀にも考えていたのだった。

 で、そこまで閃いたのは良いが、そのあと、
べらぼうな苦難の道へと歩むのであった。。。

      つづく