先週、久々にジュンク堂に行ったとき、偶然に見つけた本。
1999(平成11年)に書かれ、2050年には、没落するであろう日本を
予測した本なのである。
当時はバブル崩壊後の低迷を極めた、真っただ中とはいえ、そりゃあないだろう的な悲観論。。。
と、言いたいが、
人口の分裂。精神の荒廃。金融の荒廃。産業の荒廃。教育の荒廃。。。
と、決して、的外れな内容ではなく(つまりほとんど的中)なのである。
ざっと、周囲を見渡すも少子化、高齢化社会。企業のほとんどが非正規労働者を求め、派遣や、嘱託老人社員の花盛り。花盛り。
嗚呼。冷静に、周囲を見渡すならば、この先、一体何の夢があると言うのか。
暗い気持ちになりかけ、本を捨ててしまおう。そう思ったとき
唯一の解決方法が記載されていた。
それは、アジア諸国の共同体。
日本、韓国、中国が
中心となり、台湾、ベトナムも巻き込み。。。と言う発想。
あ、なるほど。だが。。。と心配。と同時に
案の定、抵抗するであろう、右勢力のことが、最終章に記載されていたのであーる。