小説の杜

旧 kazami-k 小説の杜から越して来ました

苦役クラブ

年末から今月にかけて、
自分の中で”気にかかる”二組
144回芥川賞受賞 苦役列車西村賢太氏と
Mワン準グランプリの スリムクラブの二組なのだ。
苦役列車
モツ焼きと焼酎が漂う 印象的な私小説だった。
純文学系の本は 大枚を叩いてまで 買う方ではなかったのだが、つい買ってしまった。
芥川賞受賞時 西村氏の記者会見での様子が、
凄く 心惹かれるものがあり(もう一人の方と とても対称的)だったのも 思わず買ってしまった理由かも。
あと スリムクラブ
が あの フランケンとは知らなかったが
見る側の ”虚”を付く
新しい笑いは 最高に面白い。

二組とも 何かしら 共通するものがある気がするのだが、
思い出せない。
思い出したら いずれまた。