それがしの本棚
先週、久々にジュンク堂に行ったとき、偶然に見つけた本。1999(平成11年)に書かれ、2050年には、没落するであろう日本を予測した本なのである。当時はバブル崩壊後の低迷を極めた、真っただ中とはいえ、そりゃあないだろう的な悲観論。。。と、言…
とある本 (下流老人と幸福老人:光文社新書、三浦展著)に書かれてあって あ、成る程! と膝を打ったのである。 ショップを開きたい、やる気やアイデアはあっても資金が無い そういう若者達に格安で提供すれば良いのだ。すんなり すべて解消には繋がらない…
ついつい 手にとってしまった一年前。(東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法)朝日新聞出版 中村あきら 著 おおよそ一年ぶりに読み直してみての感想なんだけど、 よくある、この手のノウハウ本(本を導線に高額セミナーとかの誘導や売…
ここ数日、古本道場やら、文学が好き とやらを読みふけって居て やたらと、親父の本棚を思い出してしまった。 本棚と言っても立派なもんじゃなく(押し入れ中の、三段ボックス)五味康祐とか黒岩重吾、野坂アキユキ(漢字変換できない)そしてなぜだか、五木…
忘れた頃に、またまたまた夏葉社さんネタやけど、今回は エイやあ~と二冊同時買いなのだ。 ひとつは 岡崎武志(角田光代氏との共著)古本道場。岡崎氏は、なんと前回紹介の山本善行氏と親友の間柄。ともに古本の世界をこよなく愛する(文学道)の達人なので…
今、読みかけている本、「職業としての政治」いやはや 簡単なようで、少々難解。なかなか前へ進まない。なんでまた こんな本を買ってしまったのだろうと、表紙をあらためて眺めていると政治の文字を 宗教に置き換えても成り立つ!! ことを発見したのだった…
それは、デパ地下は パッケージデザインの宝庫でないか? って考え。例え、食品メーカーの人間でないとしても、デパ地下に並ぶ商品の数々は、パッケージデザインを考える上で、凄く参考になる。デパ地下を眺め、歩くだけで (ものごっつぅ)刺激を受けること…
当ブログで、ちらりと紹介した「明治維新という過ち」その第一章 冒頭は、廃仏毀釈から始まる。はいぶつきしゃく確か中学校だったと思う。歴史の時間、そんな奇妙な言葉を習った記憶が甦る。だが、当時は大の勉強嫌い。深く意味を考えることなく、淡々と聞き…
スタジオジブリ 二人の巨匠 最後の長編作品の製作費は なんと百億円。回収はどうなるのですか?と関係各社に問われてプロデューサー鈴木敏夫の内心の声 (そんなこと知ったこっちゃない)岩波新書 「仕事道楽 新版 スタジオジブリの現場」より いやはや 再発…
MYSpace さんのコメントで 火花のドラマ化を知った。が ドラマ化(それもネット配信)と言うより 映画化すべき価値があるのではねえか。原作は まだ読んでないけど、あちこちから聞こえる作品の素晴らしさなど、又吉氏から漂う文学オーラから十分予想がつく…
忘れた頃に またまた夏葉社さんネタやけど、(明日から出版社)には島田社長を支える、善意あふれる人々の、しみじみとした心温まる話が随所に出て来る。さすれば、今度は、島田社長の周囲のそのような人々達も めちゃめちゃ気になって来る。 京都にある(善…
失敗はなかったことにできる いやはや。ブックオフで 200円。税込み、216円で買ったった。 中身は、ざっくり言うと アメリカ生まれの(サンクコスト)の発想。失敗(損失)をいつまでもクヨクヨ抱え込まずに、さっさと見切りをつけ 次に着手しなさい。 と言…
五たび読み返しても 新しい発見がある。 「国家の罠」 新潮文庫 佐藤優 著
夏葉社の島田社長が初めて著述された(あしたから出版社)(※この本の出版は晶文社)を 本日も読み返している。 この本 実に不思議と言うか 何て言うか すごく しみじみと泣ける。と言っても 哀しくて泣けるのじゃなく 人と人との心の触れ合い。どこか 奇跡…
先日の話の続きやけど、オモチャのチョロQの話が出て来る。いやはや 素直に感動つーか、目からウロコだったのだ。 チョロQと言うオモチャ。ご存知だろうけど、単純な造りの小さな車のオモチャ。車輪を平らな場所に置き(できるだけ後ろに引っ張り、つまり…
のではないか? 今 読んでる本 (昌文社発行 就職しないで生きるにはシリーズ 森岡督行著 荒野の古本屋)の中に、東京神保町のように書店が二百軒近くも軒(のき)を連ねる街は世界中どこにもない、これだけで東京は文化都市と言えるのではないか。 と評論家…
(かなしみや、やりきれなさとともに、日々を暮らしている。テレビを眺めながら、だれかから電話があったのではないかと携帯電話の着信を気にしながら、あるいは、月を見ながら、こころの穴をなにかしらで埋めたいと願っている。)そういった、とくに普段 文…
てな ギャグは さておき、この本まだ読み始めたばかりなのだが、めっちゃ面白い。 2、3年前、別の本だったが、それを読み、ふと気付かされ、頭の隅に芽生え始めてた「明治維新て言う間違いや虚妄」いやはや、この本によって解き明かされ、それは 確信へと…
要するに 某(それがし)、ただのバカなのである。例えば 整理、収納本の類(たぐい)など、過去に一体何冊買ったか数えきれない。それら整理本で 溢れかえる本棚。で 今凝りに凝りまくってるのが 副業もしくは起業に関する本。これらの他にも じつは5冊ほ…
お金は銀行に預けるな 光文社新書 勝間和代著 その昔、拾い読みの段階で 「資本主義というものは 賢くない人から賢い人へ金が流れるしくみ。と思っています」 の箇所を見つけてしまい カチン となってしまった。賢くない人、いわゆる阿呆から賢い人へと、金…
いやはや、先週末 早退をかまして 行ったったジュンク堂。そこで偶然に見っけ。(こういう出会いがあるからジュンク堂通いは辞められない) 先ず、タイトルの年収100万円が目に!(なにせ、それがしの近未来も。。。)で、この本の良かったところは、単な…
先週、偶然見た NHK古本屋で働く青年の一日を追ったミニドキュメントだった。 でディレクターがカメラを向け 「佐藤泰志のどこがお好きですか?」その青年は 一瞬考えたものの きっぱりと 「暗いところ」ってなシーンが 忘れられず カメラが捉らえたその…
この本(自分を売る男、猪瀬直樹)佐高信 著 七つ森書館なんと二年前の十二月が初版。 いやはや ずっと前から猪瀬直樹の正体か看破されていたのですなぁ。 畏れ入谷の何とかで。 中はといえば、 次から次へと まーこれだけ奴の悪口言えるモノだと 笑ってしま…
[ゼリーのカップの、薄いビニールで出来た蓋を端から一気に引き剥がしたつもりが、縁(ふち)の部分だけがペリペリと取れ、カップは完全に密閉されてしまった。。。。(中略)。。。「あら。」と母親が言い、父親はふっと息を吐いてまた頷く。この一家は、…
村上春樹より、田中慎弥を応援したいね。ここ数カ月の村上春樹ブームは一体何なのだ。 話題作など 周りで勝手に騒いでるだけと違うのか?ま、小生の場合、周りが騒げば騒ぐほど、読む気が失せてしまうのだ。一方 田中慎弥って作家。 目茶、小生の好み。例の…
ブラック企業副題は「日本を食いつぶす妖怪」とある。文春新書:今野 晴貴帯にはあの有名企業も「ブラック」化している!若者を使い捨て、日本の未来を奪う。その恐るべき手口とは?とあった。 そんな企業許せない、有名企業って一体どこなんだあ?と、おび…
○○な僕でも ○○稼ぐ とか○○な僕が起業に成功した とかの ノウハウ本。 タイトルに惹かれ つい手に取ってみたり は遠い昔の話 たいがいは その本人にだけに取得できる(コツ)だけが散りばめられてあり 他人が 簡単に取得できる訳など、絶対無いのである。 従…
前回、「雪国」の本について書いたのはいつだったかと、遡ってみると なんと八月だった。 実は すっかり、雪国(川端康成著)に、はまり込んでしまい あれから何度も何度も読み返し 今だに鞄に入れたまま持ち歩いてるのだ。 恐らく今ので九回目の読み返し。…
前評判通りのしみじみとした良い本だった。 先ず、タイトルがいい「猫なんか、よんでもこない」飼ったことないけど 恐らくそうだろう って思う。 作者の経歴がまたいい。(マンガなど描いたことない元ボクサー)「猫など 飼うつもりは全然無かった」 と言う…
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。 ご存知、川端康成著「雪国」の あまりにも有名な書き出し部分である。 あまりにも有名な 冒頭部分だけが、もの心ついた時から頭に刷り込まれ、一度だって読んだ事も無いのに 読んだ気になっていた。 先日、本屋…