先週、偶然見た NHK
古本屋で働く青年の一日を追ったミニドキュメントだった。 でディレクターがカメラを向け 「佐藤泰志のどこがお好きですか?」
その青年は 一瞬考えたものの きっぱりと
「暗いところ」
ってなシーンが 忘れられず カメラが捉らえたその本がめっちゃ読んでみたくなり。。。
いやはや 知らなかったのだが 少し前 映画化された(そこのみにて光輝く)の原作者で この(海炭市叙景)も四年ほど前に映画化されていたのである。
まだ 途中までしか読んでいないので なんとも言えないが、今ごろになって佐藤泰志が見直され 熱いファンを獲得してる理由が解る気がします。
ちなみに、1990年に自死を遂げてしまった佐藤泰志氏は1949年生まれ。あの春樹さんと同世代です。 かたや売れっこ人気作家。かたや才能を評価されながらも 芽の出ない作家。
その心中は 察して余りあります。