小説の杜

旧 kazami-k 小説の杜から越して来ました

それがしの本棚

一升瓶には一升しか入らない

尊敬を寄せる 美輪明宏氏の「ああ正負の法則」に書かれていた名言である。欲張り者は 自分の器を知らずに どんどん詰めたがるが、当然のように 溢れ出す。じゃあ 一杯きっちりと一升を詰めりゃいいかと言えば 少し動いただけで溢れ出す。 最初から八分目 い…

産経新聞、唯一の良識派

くそみそにけなす事の多い産経新聞の記事ですが、編集委員兼論説委員の田村秀男氏は別だ。日曜に編集委員持ち回りで経済講座のコラムを担当しているのだが、 田村氏だけが一貫して消費税の増税に対し反対されている。 ちなみに、新聞社としての主張も今のと…

とある本を読んでたら

「千円札は拾うな」の著者 ワイキューブ安田佳夫んところ倒産して居たのを知った。 やっぱりナァ って感想です。 千円札は拾うな の時 散々悪口を昔のブログで書いたから もしやその影響もあるかもね と心がちょっぴり痛みまする。

暇つぶしに新幹線の中で

「電車の運転」中公新書、宇田賢吉著 を読んでいるのだが、 イヤー 電車の運転って 実に危険と隣り合わせなんですなあ。 この本 専門用語や数学の係数などあちこちに散らばり、順序よく読むのは拙者の頭では厳しい(≧ω≦) で 拾い読みのレベルなのだが、 あッ …

守屋元防衛事務次官 有罪判決は口封じではないか

去年買ったままだった「普天間」交渉秘録途中まで読んでいる。 実に驚きの連続である。数年前 すべてのマスゴミは 守屋元防衛事務次官を叩き、自分も含め 守屋氏に対し(悪者)なイメージが強い。 刑務所に収監される直前に発行された、この本 すべては 真実…

何故 数年ごとに整理ノウハウ本がベストセラーになるのか

最近のベストセラーは 人生がときめく何とか って奴。 もう出尽くした感があったが (ときめく)なんと、そこに目をつけた著者 あんたの勝ちだ。 で 本題。 何故数年ごとに整理ノウハウ本がベストセラーになるのか? ズバリ 身の回りを整理出来ない者は絶対…

この本、やばい!

先週末、某テレビ局では さながら(アンフェア祭)状態だった。ちなみに レギュラー放映の時は一度も観た事がないけど、特別版とか、劇場版とか見ると その面白さに すっかりハマってしまい、ついに原作本に手を出す羽目に。読み始めたばかりなのだが、面白…

「清貧の思想」こそ日本経済をダメにしたのではないか

先日 紀伊国屋で 清貧の思想 の文庫本を見た。 おー 懐かしや と手に取りかけたのだが、 よくよく考えたならば、 この本のヒットと 日本経済の右肩下がりは、同時期ではなかったか? との ”恨みつらみ”が拙者の脳内が グルンぐる駆け巡り、コンくそ! と 手…

苦役クラブ

年末から今月にかけて、自分の中で”気にかかる”二組144回芥川賞受賞 苦役列車の西村賢太氏と Mワン準グランプリの スリムクラブの二組なのだ。 苦役列車 モツ焼きと焼酎が漂う 印象的な私小説だった。純文学系の本は 大枚を叩いてまで 買う方ではなかっ…

こうしてわたしは、

たえまなく 聖ディオゲネスのように、わたしの 「たる」をころがす。 まじめなことあり、冗談のことあり、愛あり、憎しみあり、これかと思えば、あれ、無かと思えば、何かあるもの。 こうしてわたしは、たえまなく、聖ディオゲネスのように、 わたしの「たる…

資本主義とは

「賢くない人から賢い人へお金が流れるしくみ」勝間和代著 お金は銀行に預けるな P125 8行目より あぁ なるほど そうだったのか 納得